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2019/7/21

遺品整理士について

先日、遺品整理士の先生に、普段の業務内容や現場での作業の様子について
お話を伺う機会がありました。お話をしてくださった遺品整理士の先生、ありがとうございました!
今回は、そこで学んだこと、感じたことを書いていきます。
 
 
まず、
遺品整理士とは
 
一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する資格。
簡単に言えば、亡くなった方の遺品を整理し、片づけるのがお仕事です。
 
ただし、今回お話を伺い、遺品整理士は
 
単なる清掃業務として、物理的な清潔さの実現のみおを目的としているのではない。 
 「遺品はゴミではなく、故人の生きた証である」という心構えのもと
肉体的にも精神的にも、ご遺族の痛みを和らげる手助けをする仕事である。
 
ということを強く感じました。
 
 
依頼者となるご遺族の方に、遺品整理作業の完了報告をする際
単なる作業の事実報告だけで終わらせるわけではありません。
残された故人の品から特定または想像できる業績や人柄に触れ、
遺品整理士だからこそ感じ取れる故人の想いを代弁することも心掛けているそうです。
 
もちろん、あまり深く介入することは余計なお世話になってしまいます。
ただし、報告書に加え、金品などのお金になるもの以外のもの、例えば故人の写真や日記などを
ご遺族の元に送ることで、故人の想いを伝えることが出来るかもしれないとのことでした。
 
これは、遺品整理士だからこそできる、故人の見送り方だと感じました。
 
 
 
また、故人の遺品は処分するだけではなく
モノによっては
 
・寄付する
・リサイクルする
・買い取る
 
ことも出来ます。
 
ただし、この買取りは古物営業法の許可を取得している業者しか出来ないため
注意が必要です。
 
 
自分で整理しようとしても、何をどうすれば良いのか判断がつかないことが多いのではないでしょうか。身近な方が亡くなった後は、なおさらです。
そういったときに、専門家である遺品整理士がいると安心ですね!
少子高齢化が進む日本では、遺品整理士の需要がますます増えてくると考えられます。
 
そのため、私自身がまずは遺品整理士の仕事をもっと理解していき
皆様の終活のサポートをする際に、遺品整理についてのご案内ご説明もできるようにして参ります。